令和8年熊本地震 活断層現地調査報告(第一報)



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令和8年熊本地震の発生から1週間が経過し、行方不明者の捜索活動が終了したことを受け、本日8月4日より現地での活断層調査を開始しました。

今回の調査は、「人命救助を最優先とし、その後できるだけ速やかに地震の痕跡を記録する」という基本方針に基づいて実施しています。

現地調査の結果、地震断層は概ね既知の日奈久断層帯に沿って出現していることを確認しました。一方、既存の活断層図と比較すると、断層位置がほぼ一致する地点がある一方で、数メートルから数十メートル程度の位置の違いが認められる地点も確認されました。また、断層が一本の明瞭な線ではなく、複数の地表亀裂が帯状に分布する「断層ゾーン」として現れる地点も確認しています。

これらの知見は、今回の地震断層の出現様式を明らかにするとともに、地震断層と構造物被害との関係を検証し、活断層図の高精度化や将来の地震防災に資する重要な基礎資料となるものと考えています。

地震直後の地表変形は、復旧工事や風雨などによって短期間で失われる可能性があります。そのため、重要地点については必要な飛行申請を行い、ドローンによる高精度空撮を実施しました。取得した画像はSfM(Structure from Motion)解析により高精度な三次元モデルとしてデジタルアーカイブ化し、今後の解析や防災研究に活用していきます。

今後も現地調査を継続し、科学的根拠に基づく調査結果を順次公開してまいります。
株式会社STORYは、デジタル技術を活用した災害記録・解析を通じて、防災・減災と社会基盤の強靱化に貢献してまいります。
報告について

本日の第一報では、現地調査で確認した代表的な写真の一部をご紹介します。
撮影地点や調査内容の詳細については、今後の調査報告の中で順次ご報告いたします。

また、ドローンによる空撮・三次元計測を実施した地点についても、解析結果がまとまり次第、三次元モデルとあわせて公開してまいります。


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